削ぎ落としと空間を核に、ドラム+エレクトロニクスで即興と作曲を往復する。
中村亮(ナカムラアキラ)は、沖縄出身のドラマー/作曲家/音楽プロデューサー。バークリー音楽大学卒業後、アメリカでプロとしてのキャリアを開始し、ドイツ、中国、日本を拠点に国際的に活動してきた。上原ひろみ、David Fiuczynski などのアーティストと共演し、ジャズからポップ、ファンク、クラシック、実験音楽まで幅広い文脈で演奏・制作を行う。並行して作曲活動も継続的に展開し、2007年に沖縄で element of the moment を結成(アルバム5枚)。2009年には東京で AKIRA NAKAMURA trickstewart band を結成し、2枚のアルバムを発表した。
ベルリンでのクラシック音楽家とのコラボレーションを通じて、「削ぎ落とすこと」と「空間」への関心を深め、2023年よりソロプロジェクト akira.drums を始動。アコースティック・ドラムとエレクトロニクスに、最小限の旋律やテクスチャを重ね、ミニマルでリズム主導の作品を制作している。西洋音楽的アプローチと、禅的な日本思想の双方から影響を受けながら、静けさと推進力が共存する音像を探求する。
ライブでは、トリガーやエフェクトを組み込んだドラムセットによる完全即興のハイブリッド・パフォーマンスを行う。空間や観客、その瞬間のエネルギーに応答しながら、音はリアルタイムで立ち上がっていく。静と動、制御と衝動を行き来しながら、会場に固有の「時間」を組み上げる。
また、沖縄の地域社会との関わりも長年にわたり継続している。市の委嘱によるミュージカル作品2本の作曲を手がけるほか、2020年より南城市主催「ジャズイン南城」、2022年から那覇市主催「なはーとジャズマンス(ウィーク)」のフェスティバル・ディレクターを務める。ワークショップや教育活動も通じて、音楽と地域、人との接点をつくり続けている。
中村は、即興によるライブと、楽曲として構築される音楽の両輪で表現を更新していく。制作・演奏・教育・ディレクションという複数の立場から、音楽が社会や環境の中で持ち得る役割を問い続けている。
公式サイト: akira-drums.com
ディスコグラフィー
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we can be, what we want to be (2024)
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we have only one season (2023)
出演歴
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2025 Copenhagen Jazz Festival(Artist in Residence)
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2025 Taipei Dadaocheng International Festival of Arts
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2024 World Music Festival @Taiwan(Official Selection Artist)
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2025, 2024, 2023 Music Lane Festival Okinawa






